♪ありの~ままの~わたしぃにぃな~ぁる~のお~
と生徒達がアトリエで歌い倒すので、行って参りました。アナと雪の女王。
なんてことないストーリーなのに、すっかり魅せられてしまいました。
何故でしょう?
私の好きなマリー・ローランサン カラー(勝手に命名しています。水色・紫・エメラルドグリーン・ピンクなどの組み合わせ)で溢れた色彩や、圧倒的に細かい雪の描写。
キャラのたった名脇役のオラフなど、色々と考えられるのですが、やはり女性はヒロインに自分自身を投影するところが映画の醍醐味です。
葛藤を抱えたエルサが自己を解放して、テーマ曲を歌うシーンが物語の転調部分でしたが、ここにぐっとこられた方が多いんじゃないでしょうか。
今まで好きなことしかしてこなかった私ですが、それでも求める自分自身と現実の己の姿に開きはあります。ここにもっと貪欲に立ち向かっていきたい、そう思う観客の心を掴んだ作品だったのではないでしょうか。
なーんて、ロジカルな私の横で、Rainbow Kidsの一人は、オラフのだるま貯金箱を作っていました!