緑猫は愛されている

全ての適齢期を無視して生きていきました。

時に、違う人生もあったのではなかろうかと、桜が散った季節にはセンチメンタルになることも有りますが、後悔はしていません。

 

子供のころの絵を見ると、大好きな母が好きな色「紫」をよく使用し、母の気を引きたがっていた幼い自分に再会します。

 

Studio Rainbowでは、課題が終わった後、保護者のお迎えまで自由時間が有るときは、好きなことを制作して頂いています。

 

「何でも好きな事をして良いのよ」と申し上げますが、生徒は私の好きな「猫」や「虹」をモチーフにすることが多いのです。私の好きな色を使って。

 

そんな時は、キッチンにコーヒーを煎れに行くふりをして、そっと涙ぐんでしまうのです。